2008年06月20日

profumo:香水

香水がネタの日大小説かんせーい!!
んでもって同じく香水とタバコがネタの5927もかんせーい!!
うし、おれ頑張った!!
日大小説は明日か明後日あたりサイトに掲載するとして。

そんなワケで以下、香水とタバコがネタの5927妄想文です!
いつものごとく、ベェコンレタスに興味のない方は開かないことを激しくオススメしますー。


あぁそれにしても久し振りに小説書いて、めっちゃ楽しかった…!
自分の本分はやはり物書きなのかもしれないとか思ってみた。えへ。



えー、そんなわけで。
5927、801、BL、リボーン、これらのどれかに理解できない言葉、嫌いな言葉がある人はこれ以上読まずに、ぷれふぁぼーれブラウザバック(orクローズ)!!
イタリア語と英語がゴッチャだとかそんなツッコミ聞こえないv

そんな感じで、脳内腐っていますな同志な方だけ以下、お付き合いくださいませvv






今日は土曜日。勿論学校はお休みで、一般的に学生は、友人と遊んだり、ゴロゴロしたりして、各々好きに過ごす。
けれど今日ばかりは、綱吉はそうもしていられなかった。
あまりに数学の成績の悪い彼を見かねて、教師が特別に、課題をたんまりと出してくれたのだ。
休みがあるのだから、たっぷり勉強できるだろう?という、言葉とともに。
全く持って、欠片も、ありがたくないことに。

けれどそれでも1つだけ救いがあって。
それは、宿題を出されたということを知った獄寺が、綱吉の教授役を買って出てくれたことだった。
そうでもなければきっと、土曜だけでなく日曜まで、大嫌いな数字と一緒に過ごすことになってしまっていたに違いない。

ピンポーン

家のインターフォンが鳴らされるのを聞いて、用意しておいた荷物を持って玄関へ向かった。
約束どおりの時間。1分も遅れる事無く時間通りに鳴らされた音に、少し笑いながら。

「おはようございます!十代目!」
「おはよう、獄寺君。今日はお願いしますっ」

自宅ではランボやらイーピンやらがいて集中できないため、獄寺の部屋を借りることになっていた。
だから本当は、迎えになんて来てもらわなくても、都合のいい時間を告げてくれれば、その時間に彼の部屋にお邪魔するつもりだったのだが。
お迎えに上がりますので待っていてください!と嬉しそうに告げる彼の申し出を、断れずに今この状況。確かに、未だ彼の部屋を訪れたことはなかったので、あり難いといえばそうなのだけれど。

家を出ると、彼は自然な流れで綱吉の荷物を受け取った。本当に、忠実すぎる忠犬のよう。
未だに尽くされることに慣れずに苦笑をすると、ふと、何か甘い香りに気付いた。

「あれ?もしかして獄寺君…香水か何か、つけてる?」
「え、いつも付けてますけど…臭いですか?!すみませ…!」
「や、違くて!あれ?でもいつもつけてるのにどうして今まで気付かなかったんだろう」
「あー…、もしかしたら今日はまだ、煙草、吸ってないからかもしれないッスね」

あぁ、だからか、と。
いつもの煙草の匂いも、そういえばしないな、と改めて思った。
それにしてもこの香水の甘い匂いは、どうも慣れないせいか、ふと香るたびに反応してしまう。

自宅から獄寺の住む部屋までの道。
あぁ、彼はいつも、学校帰りに自分を送った後、此処を通って帰っているのだ、と。何気なく考えた。

つきましたよ、という獄寺の言葉に、目の前の建物を見ると、綺麗なマンション。
その8階に住んでいるらしく、エレベーターで部屋へと向かう。

慣れた仕草で鍵を取り出して、開ける様子に、心のどこかが微妙な反応をした、気がしたけれど。
気のせいだということにしておいた。

「何か、凄い綺麗。」

中は広くて、綺麗に整頓…というより、物が少なくて。
自分の部屋とは正反対だな、と感じた。

「今日10代目がいらっしゃるってんで、急いで昨日掃除したんスよ」
「タバコのにおいも、しないんだね」
「あんまり部屋では吸わないんで」
「どうして?」
「いや、その…」
「あ、言い辛いなら、別にいいんだけど」
「すみません」

なんでもない会話を少しした後、直ぐに宿題を始めた。そうでないと、要領も頭も悪い綱吉が宿題を終えるのは、何時になるか分からない。
相変わらず彼の教え方はとても親切で、丁寧で。たまに難しすぎる単語を並べられて困ることもあるけれど、一人でやるより全然はかどるし、少しだけではあるけれど理解もできる。
一応、家庭教師として我が家にいる赤ん坊も、教えるといった点ではプロフェッショナルではあるのだろうけれど。
あんな命の危機に常に晒されて怯えながら宿題をするなんて、出来る限り勘弁願いたい。

宿題として出されている問題が、3分の1程終わったあたりで、テーブルの対面に座っている獄寺の様子が少し変わってきたような気がして、首をかしげた。
そうして目が合うと彼は、気まずそうに苦笑をした。

「10代目、すみません…煙草、吸っていいスか」
「あ、うん、いいよ」

もしかして、気を使って我慢していたのだろうか。
そう考えながら、手馴れた様子で煙草を吸う獄寺の様子を、じっと見詰める。
火をつける仕草とか、煙草を持つ指とか、手つきとか。いちいちかっこいい。

ぼんやりと見ていると、獄寺がその視線に気付いた。

「あ、臭いッスか。スミマセン、やっぱ消し…」
「ううん、大丈夫。ただ見てるだけ。気にしないで吸ってていーよ」
「そうは言われても、ずっと見られてると気になるんスけど…」
「でも俺、君が煙草吸ってるとこ見るの、好きなんだ。」

それに。

「煙草臭くなるのも、嫌いじゃない。だって」

君のにおいに、包まれてるみたく感じるから。

何気なく呟くと、獄寺の大きな瞳が、より大きく見開かれて。
それから、煙草を灰皿に置いて、ガバッと抱きしめられた。

「え、ちょ、獄寺君?!」
「あまりに10代目が嬉しいことを言ってくださるから。耐え切れなくて」

キス、していいっスか。
頬に手を添えられて、そう聞かれて。頷いた。

近づいてくる、獄寺君の綺麗な顔。目を閉じると一層強く感じる、煙の匂い、と、甘い香水の香り。
けれど、重なった口は、凄く苦い。
幾度となく味わってきた、彼の、味。
最初は嫌だったけれど、今ではそれが愛おしくすら感じるから不思議だ。

「獄寺君のせいで、俺までニコチン中毒になりそう。肺ガンになったら君のせいだね」
「すみません…。」
「いいよ、謝らなくて。君が原因で病気になるなら、別にそれでもいい」

そのあと、マーキングだとか何とかいって、獄寺君にずーっとひっつかれた。
勿論、宿題もやりながら、だけれど。でも、明らかに進み具合は遅くなった。
問題を解いていたはずが、気付くと顔中にキスされて、俺もやり返して。甘ったるい時間。
いつもなら照れて嫌がってしまうようなこんな触れ合いを許してしまったのはきっと。
いつもは煙の匂いに消されてしまっている、甘い香水の香りに、酔ってしまったからかもしれない。


…結局、残りの3分の2の内、過半数の答えを教えてもらって書き写すだけになってしまったことは、自宅で待っている家庭教師には、絶対に秘密にするしかない。



  〜Fine〜







・・・・後日手ブロの拍手お礼にでもあげようと考え中。
posted by 兎光ありす at 18:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
拝見させていただきました。
またお邪魔します。
Posted by 肺がんの完治を目指して at 2008年06月21日 14:01
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